――――――― 「うわ~すっげえ混んでんじゃん。」 龍輝が向かったのは地元にある遊園地。 もちろん、男子と来たのははじんめて。 「だね~じゃあ、帰ろっか!」 「・・・そうだな。」 冗談で言ったつもりが、龍輝は間に受けて悲しい顔をする。 「嘘だよ~!早くいこーよっ。」 「そうだな!お化け屋敷はいろーぜ~。」 「え~恐いよおお!!」