Only love






『はぁー♪楽しかった!』


……楽しかった?


『うっちーってテレビで見たのとそのまんまだね♪』


…そりゃそうだろ…



『超カッコよかったね♪』



…は?


…カッコよかった?

超?



『俺より?』


深夜1時。


やっと帰宅した美紅をベッドに押し倒す。



『えっ!?ちょ…雅樹!?』



『だから…俺とアイツ…どっちのがカッコ良いの?』


そりゃ、勇太だけどさ。


わかってるけど…


『そ…そりゃ、雅樹に決まってんじゃん…』




へっ?


…俺?


やった…

っじゃなくて!!