駅のホームに着くと、次の電車までまだ時間があります。 空いているベンチに座って、電車を待つことにしました。 少しほてった顔が夜風に当たって、気持ちいい。 私は目を閉じて涼んでいました。 ふと、何かが耳元に当たったような気がしました。