『…終わりが無い事かな……』 彼に目を移し軽く微笑んで見せる。 「薫ちゃん……」 案の定あなたは困った顔。 何度思っただろう… 彼に出会ったのが彼女より先だったら… 妊娠したのが彼女じゃなくてあたしだったら… 彼の本命になれた? こんな、普通の友達でも恋人でもない 曖昧で終わりが決まってるような関係じゃなくて… ちゃんとした恋人として 彼との未来があった?