いまいち会話の弾まなかった食事を終えて車に乗り込んだあたし逹。
こんな気まずいまま終わっちゃうの?
「あ、タバコ無いや。コンビニ寄って良い?」
『うん…』
近くのコンビニの駐車場に車を止めて一緒に降りる。
別にあたしは買うものなんて無いんだけど、一分一秒でも長く彼と一緒にいたいから…。
「いらっしゃいませ~」
「薫ちゃん何か居る?」
『…ううん…』
コンビニで買える物なんていらない…。
なんて思いながら何となく見た棚。
『あ…』
花火だ…。
そういや…しばらく花火なんてやってないな…。
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