あまりにも自分が情けなくて、ドリンクバーから持ってきたオレンジジュースを口に入れた。 と、そのとき……… 〜♪〜♪ 「ん…」 スカートのポケットに入れていた携帯が鳴った。 こんなときに…? あたしとメールするのなんて、美央と家族と…あとは腐れ縁の幼なじみくらいなのに。 戸惑いながらディスプレイを見ると…… 「っっ!!!!」 「ちょっと清嘉!? 汚いってば!!」 思わず、オレンジジュースを吹き出してしまった。 だ、だだだって…… 「……ごほっ…美央みて…」 「…あら。」 .