秘密事は図書室で~甘い会長の罠~



その日はお昼に学校が終わったから、美央と二人でまたファミレスに行った。

早速、相談。




「…で、どぅしたらいいかな?」


「そんなん、清嘉からメールしなさいよ!!
相手の顔は見えないんだから、気楽でしょう?」




アッサリそんなことを言う美央サマ。

やっぱりあたしとは違うなぁ…


なんていうか、考え方が?




「ぅっ…顔が見えないからこそ緊張するんじゃん…」


「だったら直接会いにいきなさいよ。それなら顔が見えるじゃない。」



だから……

そうじゃないよっ……泣




「だって…」




ズバズバ言ってくる美央に、軽く心が痛い…




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