憧れ から、動いてはいけない思い。 伝わることはない。 「清嘉ー、どぅした? 教室戻ろう。」 「ぁ、うん。」 美央に声をかけられて、初めて終業式が終わったんだと知った。 また先輩のこと考えてた…… 日に日に増えていくような気がする。 少しずつ、先輩への思いが変わっていくような気がしてる。 “憧れ”じゃなくなる… 「…はぁ……」 アドレスは交換したものの、一度もメールなんて来てなくて あたしからも送れないでいた。 「ねぇ、美央…」 困ったときは、美央サマだ!! .