そんな、愛嬌たっぷりな先輩と指を絡め合いながら
駅までをゆっくりと歩いた。
今日はクリスマスイブ。
聖なる夜。
夜空にはちょっと雲がかかっているけど、その切れ間からはたくさんの星が覗いてる。
冬は星が綺麗だからいいよね。
空気が澄んでるってよくわかる。
「………ぁ。」
「え?」
もうすぐ駅に着くというところで、先輩が何かを思い出したように立ち止まった。
どうしたんだろ?
「ねぇ、まだ大丈夫?」
「え?」
「…ちょっと行きたい場所があるんだ。ついてきてくれる?」
ニコッ と微笑んで、あたしの顔を覗き込んでくる先輩に
もちろん頷いた。
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