秘密事は図書室で~甘い会長の罠~



「すぐ終わらせなきゃな。」

「先いいぞー。」



もう、あたしは

先輩を忘れなきゃいけないのかな……




「さよなら…」



さよなら……


拭いても拭いても溢れてくる涙。




「さよなら……先輩…」



今度は、頑張って忘れるから。


だから……先輩…



もう一度だけ

笑いかけてよ……




「……っ…ぅ…」



ワイシャツのボタンが外されていく。

…助けて。


こんなことされても…忘れられないから……



早く、来て…


こんな時に…また弥斗先輩の顔が思い浮かんでくる。



助けて………


助けてよ、先輩…




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