「……下屋敷…先輩…」 あたしの髪を引っ張って笑うのは 驚くほど低く鋭い声を発するのは 前に図書準備室で見たときより怖い顔をした下屋敷先輩だった。 「…何度も何度で悪いけど、やっぱり邪魔なの。 弥斗だけは譲れない。」 それだけ言い放つと、掴んでいた髪を離し ニヤリと笑った。 「あんまりあなたを虐めると弥斗にバレてしまうから、今日は忠告で終わりにしてあげる。」 「っ…」 引っ張られたところが痛む。 「あたしを敵に回したこと 後悔しなさい…?」 「……」 .