電話…? こんな時間に……? 「ちょっとごめんね。」 「いってらっしゃい。」 美央に笑顔で送り出され、廊下で電話に出た。 「もしもし……」 『ぁ、出てくれた。』 画面を見なかったからわからなかったけど… この声は………弥斗先輩!!!?/// 「っな、なんでっ…!!!///」 『ちょっと恋しくなっちゃって。…みんなといた?』 「だ、大丈夫です…」 ちょっと声を聞いただけなのに、もう胸が苦しい…… 甘くてちょっと低い声が…耳から、頭から…あたしの中から消えない……/// .