フラフラしながら図書室の椅子にたどり着いた。 はぁぁ…//// また、弥斗先輩の取り巻きが増えた気がする。 派手目な人、あたしに似たような子、そして…男の子からも絶大な人気を得る先輩。 僻んでいる人はいるだろうけど…… みんなの注目をあんなに浴びる人なんて中々いないよ。 「……先輩…」 まだ信じられない。 先輩があたしを選んでくれたこと。 もっともっと可愛くて、素直でいい子がこの学校にもたくさんいるのに。 なんであたしを見つけられたのか不思議で仕方ない。 .