秘密事は図書室で~甘い会長の罠~



スラスラ とは言えないものの、次々に並べられる言葉。


もしかして……

謝って、る…?




「俺の余計な考えが、中川さんを傷付けたみたいだね…

本当に、ごめ………」


「ごめんなさいっっ!!!!」




先輩の言葉を遮って、座ったままで頭を下げた。



「先輩が謝る必要ないです!!全部、あたしが悪いのに…

あたしが、勝手に怒ってしまっただけです…からっ……!!?」




言い終わる前に、腕を掴まれて

首に回された。



え!!!?///



「せ…先輩!!?///」




先輩は返事をするかわりに、あたしの身体フワッと持ち上げた。





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