「ごっ、ごめんなさい!!
先輩…迷惑ですよね!?
一人で帰れるんで…下ろしてくださっ……」
トンッ
…へ?
あっさり下ろしてくれた先輩。
よかった…と思う反面、やっぱり迷惑だったんだ……と寂しくなる。
「いっ……」
体勢を整えようとした瞬間
また足首がズキッと痛む。
バランスを崩して、後ろに倒れてしまった。
か、カッコわるぃっ…
「いったぁ…」
立ち上がることも出来ず、座ったままでいると…
クスクスと、笑い声が頭上から聞こえてきた。
「せ…先輩!!?
何笑ってるんですかっ!!///」
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