秘密事は図書室で~甘い会長の罠~



「ごっ、ごめんなさい!!
先輩…迷惑ですよね!?

一人で帰れるんで…下ろしてくださっ……」






トンッ



…へ?

あっさり下ろしてくれた先輩。



よかった…と思う反面、やっぱり迷惑だったんだ……と寂しくなる。




「いっ……」



体勢を整えようとした瞬間

また足首がズキッと痛む。




バランスを崩して、後ろに倒れてしまった。


か、カッコわるぃっ…




「いったぁ…」



立ち上がることも出来ず、座ったままでいると…



クスクスと、笑い声が頭上から聞こえてきた。




「せ…先輩!!?
何笑ってるんですかっ!!///」




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