文化祭が終わって、土日が過ぎた月曜日。
いつもと同じ朝を迎えて、登校する。
………はぁ…
あれから、絶えることのないため息。
早く謝りたいよ…
直接言いたいから、メールとかもしてないんだ。
ガララッ
「……」
いつも通り、誰とも会話をせずに席に着く。
いつも通り、本を開き
いつも通り、眼鏡を外す。
まだ数人しかいない、静かな教室。
……なんだか眠くなってきた。
本を持ったまま、うとうとしていると…
ガララッ
「アハハハッ」
「それ、ただのバカじゃん!!」
「「キャハハハ」」
派手な女の子が3人、入ってきた。
そのうち2人が同じクラス。
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