秘密事は図書室で~甘い会長の罠~



「ありがとう…」


「全くもぅ。…無理に聞かないけど…辛いことがあったら言ってよ?
あたしはアンタの…清嘉の親友なんだからね。」




頬をつつかれ、美央はにっと笑った。


暗く沈んでいた心に、染み渡る美央の温かい瞳。

あたしはお礼の代わりに笑顔を見せたのだった。






〜〜〜〜




そのあと結局、美央と回ることになって

楽しい時間を過ごした。




そう。


そのあと だけの

楽しい時間を………





先輩


謝りたいんです。



意味わからない行動をしてごめんなさい、って

言いたいんです。



ただ

それだけなのに……






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