ガララッ!!!
ビクッ
いきなりドアが開いた。
丁度本棚に隠れる位置だったから、あたしたちがいることはバレてないみたい。
誰だろう……
てゆうか、こっちに来られるとまずい!!!
めちゃくちゃまずい!!!!
「……あれ、ここのハズなんだけどなぁ?」
「ホントなの?会長がここにいるって噂。」
「だって、あの下屋敷先輩が言ってたんだよ?
彼女の言うことはホントでしょ?」
きゃっきゃっとはしゃぎながら、女の子が中に入ってきた。
声からして2人。
「…先輩……」
「うん。こっちにくるかな?」
ひそひそと小言で喋る。
どうしよう…
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