秘密事は図書室で~甘い会長の罠~



「どうしたの?」


「ふぇ!!?///」




あたしを再び抱き締めて、フッと髪に息を吹き掛ける。



「顔、真っ赤だよ?」


「っそ、れはっ!!!」



わざとあたしを離して、首を傾げて尋ねてくる先輩。


こんな意地悪な先輩…初めてみたよ!!///



対処の仕方がわからないあたしは、ただ慌てて顔を背けることしか出来ない。




「クスッ…ごめんごめん。
ちょっと意地悪しすぎたかな?

そんなに怒らないで。」


「ぉ、怒ってるワケじゃ……」




恥ずかしくなりながらも、先輩と笑い合っていたとき……






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