秘密事は図書室で~甘い会長の罠~



駅から出ると、一気にお祭りムード。

浴衣や甚平をきた人でごった返してる。



そこでもやっぱり、先輩は注目の的。

それと同時に突き刺さる視線。



……先輩の彼女になったら大変だな。

まぁ、ならないけど。




「すごい人だね。」


「はぃ…」




声を張らなきゃ会話できないくらい賑わってる。


コンタクトにしてきてよかった。




「何か食べる?」


「ぁ、あたし綿飴がいいです!!」




先輩の隣からはぐれないようについていく。

先輩、いい匂いする。




「じゃぁ買いに行こうか。」



先輩と二人で、屋台を目指して歩いた。




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