秘密事は図書室で~甘い会長の罠~



ニヤニヤしながら聞いてくる善樹。

ば、バレバレ??




「好きっていうか…憧れなんだ。彼女いるし。

あたしには釣り合わないから。」




俯きながらポテトを食べる。


善樹は黙ったままで…ちょっとだけ気まずい雰囲気が漂ってる。




「…キヨは……もっと自信持っていいよ。」


「ぇ……」




そう言って、あたしを真剣な瞳で見つめてきた。



「キヨは地味でも暗くもない。
……すごく、可愛いと思う。」


「え?」


「俺はキヨのことを恋愛対象としては見てないけど…
他の奴らはキヨのこと好きになってると思うし。」




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