ニヤニヤしながら聞いてくる善樹。 ば、バレバレ?? 「好きっていうか…憧れなんだ。彼女いるし。 あたしには釣り合わないから。」 俯きながらポテトを食べる。 善樹は黙ったままで…ちょっとだけ気まずい雰囲気が漂ってる。 「…キヨは……もっと自信持っていいよ。」 「ぇ……」 そう言って、あたしを真剣な瞳で見つめてきた。 「キヨは地味でも暗くもない。 ……すごく、可愛いと思う。」 「え?」 「俺はキヨのことを恋愛対象としては見てないけど… 他の奴らはキヨのこと好きになってると思うし。」 .