善樹は、幼なじみであり あたしの一番の男友達。 美央はあたしにアドバイスをくれる親友で、善樹は男の子の気持ちを教えてくれる親友。 二人とも、大切な大切な親友。 気持ちよさそうに眠る善樹を横目に、映画に集中した。 この俳優、かっこいいけど 神崎先輩には適わないな。 なんて思うあたしだった。 〜〜〜〜 「っごめん、マジごめん!!!」 今は、映画が終わってお昼ご飯を食べているところ。 さっきから謝ってくる。 ……別にいいのに。 あたしに付き合ってくれたようなもんなんだからさ。 .