フラフラしてて



親のスネかじって



やりたい事が見付からないまま大学に入った




学食から見えるのは数人の女の子と戯れる男



目を合わせるつもりはなかったけれど、勝手に合ってしまった



“もう少し待ってて”



目で訴えられかけた言葉はこんな感じだろう



今更、女の子と一緒にいるアイツを見て胸が痛いなんてそんな可愛い心持ち合わせてないけど



分かりたくもないテレパシーが一緒に居た時の長さを感じさせられる



それが若干



苦痛だ。