「・・・・・・・・」
ディクスはミリアに近づく。
ミリアはディクスを見て少し怯えた。
ディクスはミリアを持ち上げる。
ミリアの首に牙をたてた。
「・・・・ぃっ・・・・!ぁぁっ・・・・」
ミリアの紅い血の甘い香りが部屋中に広がる。
ミリアの白い背中に紅い血が垂れる。
マリーは肉を食べないが、血は飲みたくなる。
トイとマリーは我慢出来なくなって部屋を出た。
ミリアは弱っていたこともあって、すぐに意識が薄れてきた。
私は死ぬのかしら・・・・、
私がディクス様を怒らせたから・・・・
私を殺すのかしら・・・・。
すると、牙が抜けた。
ディクスの牙は紅く染まっていた。


