「・・・・お前には関係ない・・・どけ。」
「・・・悪いのは私です・・・・マリーは悪くなぃ・・・・です・・・だから・・・」
「お前は人間の分際で俺に逆らうな!!!」
「・・・・」
ミリアはディクスの怖さから動けずにいた。
「・・・ミリア・・・お前は俺の道具ってことわかっていないのか?道具が俺に逆らうな。どけ。」
怯えながら小さく首を横にふるミリア。
ディクスはイライラが増す。
ミリアはマリーを離さない。
「どけ。ミリア。」
「・・・きゃっ・・・・!」
ディクスの軽い力でミリアは、飛ばされてしまった。
「ディクス様・・・・っ・・・」
ミリアは泣き出してしまった。


