クラリと足元がよろけた。
最近体調が悪いわ・・・・。
ミリアはベッドに座った。
すぐに息が上がる。
「ミリアちゃ−ん♪」
この一週間、ずっとトイが食事を持ってきてくれていた。
「・・・ありがとうございます・・・・」
「なんだか最近、ミリアちゃんの部屋来ても大丈夫になってきたなー♪」
「食事は、テーブルに置いてください・・・」
頭痛がやまないミリア。
おかしい・・・・、頭痛が酷くなる・・・・。
目の前が霞む。
ドサッとミリアがベッドから落ちた。
「・・・・・!?・・・ミリアちゃん??!!!!」
ミリアに駆け寄るトイ。
ミリアの顔色は真っ青。
意識がなかった。


