シュンと落ち込む。
・・・・。
中々森を抜けない。
体力のないミリアは長い時間歩き続けて息が上がっていた。
それに加えてディクスは早足でミリアはついて行くのがやっとだった。
「きゃっ・・・・」
脚が雪に引っ掛かって身体が倒れる。
ふわりとディクスがミリアを支えた。
ディクスは怒っているのにミリアをさりげなく支えてくれた。
身体に回るディクスの服をミリアは強く掴んだ。
「離せ」
フルフルと頭を横にふる。
「ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・」
ミリアは小さな震えた声で謝る。
震えながらディクスの服を掴むミリアを見てディクスはため息をついた。


