ミリアは驚いて声が出そうになったが、いきなり妖魔はミリアの近くに来ると消えた。
「・・・」
ミリアは思い立ったように首元を触る。
前にディクス様がくれたペンダント・・・・・・。
ぎゅぅっとペンダントを握るミリア。
私は守られないとすぐに死んでしまう弱い存在・・・・。
ディクス様・・・・。
ミリアは歩を進めた。
大きな屋敷は目立つ。
屋敷を目指して歩いていると、森の中に入っていた。
たくさんの木がしげる森に一本真っすぐ道がある。
カサカサと風で音をたてる木々。
ビクビクとしながら薄暗い道を歩いた。
すると、ミリアはいきなり怯えた顔になり脚をとめた。


