「さっ、寒い・・・・」 ミリアは外の寒さにブルブルと震えた。 天気が晴れの朝方は、キーンと身体をさすような寒さだった。 ミリアはディクスが暖かかったことを初めて知った。 こんなに寒かったなんて・・・・。 ディクス様・・・帰ってきて謝ったら許してくれるかしら・・・・・。 ミリアの目から涙がまた流れた。 「ディクス様・・・・ごめんなさい・・・・」 涙を拭うとミリアは歩きだした。 朝早いからか街はまだ何処の店も開いてなかった。 低級の妖艶がミリア目掛けて走ってきた。