すると、ディクスは妖艶に冷たく笑みをこぼす。
「分からず屋か・・・」
ミリアはディクスの声に震える。
ディクス様に逆らってしまった・・・・・。
だんだんとディクスは無表情になってきた。
冷たく光る紅い目がミリアをうつしていた。
「ならば、もう俺は知らない。ミリアが襲われて死んでも構わない。さっさと去れ。目障りだ。」
ミリアは目に涙を溜めた。
ディクスに冷たく見つめられるとポタポタと涙がとめどなく流れた。
ミリアは自分の発言に後悔をした。
ミリアは何も言わずに部屋を出た。
「はぁ・・・・」
ミリアが出ていってからディクスはため息をはいた。
とんだお人よしだ。
一方のミリアはトボトボと涙を拭いながら、ホテルを出た。


