肌寒い。
ミリアはうっすらと目を開けた。
「・・・・」
ディクスが緩く自分を抱きしめて眠っていた。
私・・・・。
ミリアはすぐに思い出した。
ディクス様に眠らされたんだわ・・・・。
ドドに血をあげなくちゃ・・・・。
ミリアはゆっくりとディクスを起こさないように腕から抜けた。
きっとディクスはミリアが行くのを止める。
ミリアは水色のコートを着た。
「ミリア」
ドキン・・・・と胸がなった。
ディクスはこんなに寒いのに上半身裸で寝ていた。
ディクスはミリアをベッドの中から見つめた。
「ミリア、来い」
ディクスの声にミリアは首を横にふる。


