「愛しています・・・・」
ミリアがそう言うとディクスが優しく紅い目を細めて笑う。
「俺も愛している。愛し合えている。何も心配はないだろう?」
そう言ってミリアを膝に乗せた。
「はい・・・・」
ミリアはディクスにキスをされた。
なんだかもっと欲しくて、初めて自分から舌を絡めた。
「なんだ?ミリア、自分から絡めるなんて」
「ふっ・・・・・んぅ・・・・・」
頭にうまく酸素がいかなくて苦しいはずなのに、もっと欲しい。
しばらくキスを続けた。
「ミリア、酒に弱いのか?」
キスをした後クタリとディクスに寄り添うミリア。
「・・・お酒・・・・?」
ディクスはミリアの髪を撫でる。


