。゚+蜜月+゚。




「行かない」




「ダメだよ、強制参加!!アリア様がミリアちゃんに会いたいんだってーーー!!!」




「アリア様が?」




ミリアが呟やいて頭を傾げた。




「余計嫌だ」




ディクスは眉間にシワを寄せたまま言う。




「ディクス様?」




「何だ?」




「パーティーは誰かをお祝いするためにあるのではないのですか?」




ぱちくりとしたミリアがディクスに聞く。




「違う。俺たちのパーティーは名前だけだ。そんな危険な場所にミリアを行かせたくない。」




やっぱり、ミリアちゃんを連れていきたくないんだ・・・。




ミリアは少し落ち込むように顔を伏せた。




ディクスはそれに気付いた。




「どうした?」