「ディクス、そんなに嫌な顔しないでよー☆」
「俺はミリアさえ入ればいい。他は邪魔だ」
ミリアの金髪を指に絡めるディクス。
・・・ディクスがそんなこと言うなんて・・・・。
「愛だね☆」
そう言うとミリアが顔を紅くした。
本当、純粋なミリアちゃんととにかく黒いディクスがラブラブなんて・・・・奇跡に近い。
「・・・で、何だ。俺に何か言いにきたのか?」
鋭い・・・・・。
トイはニコリと笑った。
「ディクスおめでとう!位がまた上がったよ!!」
ミリアはピクリと反応するけど、ディクスはいつもと変わらない。
「それで?」
「何か今度あるパーティーに出席しろだって!ミリアちゃんと!!」
ミリアと名前を出したらディクスは少し眉間にシワをよせた。


