「・・・・ミリアちゃん、身体痛いよね・・・・」
急に話し出すトイという男。
トイは甘い香りに連れられて、飛んでやってきたら、ディクスがいた。
「トイ、喰うな。」
「この甘い香りは何?」
「あ?・・・ミリア。」
ミリアのことをディクスから聞いていたトイ。
「ミリアちゃん!!?やばいよ!助けないと!!!」
そう言ってもディクスは動かない。
トイは慌ててミリアの周りの妖魔を消した。
消したはいいけど、甘い香りにトイは近づけない。
堪らなく喰べたい。
トイの本音。
抱き上げてディクスのところまで行く。
「俺のだ。返せ。」
そう言ってミリアを抱き、包帯をまいたディクス。


