「ミリア様!!!お開けください!!」
マリーが扉を叩く。
「・・・・ひとりにさせて・・・・」
ミリアは薄暗い部屋の中部屋の角に座り込む。
「・・・はい・・・、しばらくしたらお食事を持って参ります」
・・・・私が・・・あの水を飲んだから・・・・。
ミリアは泣き崩れる。
振り向いてもくれなかった。
・・・私が嫌いだから・・・・?
使えない道具はいらない・・・?
「・・・・っふ・・・・・ぇぇぇ・・・・」
私なんかあの時息絶えれば良かったのに・・・・・。
生きてなくてよかったのに・・・・。
・・・・
・・・
・・
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「ミリア様!!!鍵を開けてください!!」


