ミリアの表情が固まっていく。
「今頃は、ミリアなんて忘れてるんじゃない?ミリアの他はいないけど、ディクスは誰でもいいんだよ。なりそこないでも・・・・」
誰でもいい・・・・・・・?
私を忘れてる?
「いい顔だね、血が美味そうだ」
ドルトはまだかなり血の足りないミリアに牙を立てる。
貪るようにミリアの血を飲む。
「・・・・」
頭の奥に血が届かない感じがする。
・・・いや・・・・。
ディクス様。
頭の中が真っ白になる感じがした。
牙を荒々しく抜くドルト。
「血が足りない血が足りない。」
ドルトは剣でミリアの背中を切り付けた。
「いやぁぁぁ!!!」


