「ミリア、気分はどうだい?」
ガクガクと震えるミリアは言葉をはなさない。
ニコリとドルトが笑うと隣にいた女と向かい合い、左胸に拳を沿えると心臓が出てきた。
「いやぁぁ!!!!」
涙の浮かぶミリアは見ていられない。
クチャクチャと心臓を食べるドルトの横には心臓をぬかれ死んだ女が倒れている。
「こいつはね、ミリアにプレゼントしようと思って。」
そう言うとブチブチと首を引き裂く。
「生首がいい?頭蓋骨がいい?」
「いやいやいやぁ・・・・」
耳に手を当てて頭を横にふる。
ディクス様・・・・ディクス様・・・・怖い・・・・・助けて・・・・・。
「ミリアは本当に純白だ。心に汚れがない。」


