ミリアが倒れ込んだ瞬間・・・・!
部屋の中が白く眩しく光った。
ミリアの細い腰には誰かの腕が回された。
「ディクス、ミリアはもらうよ」
そう部屋中に聞こえる。
ミリアは恐怖に襲われた。
「ぃや!ディクス様・・・・!!」
「ドルト!!貴様!!」
「この空間で目が利くのは俺だけだ。」
ドルトがうすく笑うと、ミリアは強い力に引っ張られた。
「お休みミリア」
一瞬だけ目の合ったドルトに言われたミリアは瞼を閉じた。
寝たくない・・・・。
ディクス様・・・・。
ディク・・・・・・・。
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