ミリアは遠慮気味にディクスの服を握った。 「・・・お前は本当にわかっていない・・・」 「・・・・ぇ?」 いきなりキスをされた。 ディクスが強くミリアを抱きしめる。 「…」 角度を変えて唇が離れない。 キスをすればするほど紅くなる唇。 ディクスは余裕のようでミリアの顔を固定してキスをしていた。 「・・・んん・・・・」 苦しくなったミリアの様子を見たディクスは唇を離した。 ミリアは泣き目になっていた。 ディクスはそんなミリアを見つめた。 「・・・」