牢の中は綺麗になっていた。 「ヌリマ・・・・?ヌリマ?」 ミリアはヌリマを呼ぶ。 するとモサモサとしたヌリマがミリアのもとに跳ねてきた。 「ミリアサマ!」 「ミリアサマ!!」 ポンポンと跳ねるヌリマ。 「良かった・・・元気そうね・・・」 「ヌリママチゲンキ!!!」 「ゲンキ!」 「ゲンキ!!!」 ミリアは笑顔になる。 「・・・・」 ディクスはその様子を静かに見ていた。 「ミリアサマハゲンキデスカ?」 「ゲンキデスカ??」 「元気よ」 楽しそうに会話をするミリアとヌリマ。