ディクスが妖魔を消すと、ミリアが出てきた。
ミリアは頭から谷に落ちる。
ディクスがミリアの身体を抱きしめた。
ディクスはミリアを抱えて屋敷の中に戻った。
牢の中ではヌリマ達が動いていた。
ディクスがヌリマを見るとヌリマはモサモサと震えた。
「「「・・・・・・」」」
ヌリマ達はディクスが怖くて何も言わない。
でも目線はミリアをとらえていた。
「・・・礼を言う。今回はお前達に助けられた」
ディクスはそう口にした。
「・・・ミリアサマ・・・ダイジョウブデスカ・・・?」
「ダイジョウブデスカ?」
「ダイジョウブデスカ?」
ヌリマ達が口々にミリアの心配をした。


