「きゃぁ・・・!」
ミリアのいるところの壁が崩れた。
ディクスはミリアのほうを向いていた。
「・・・ミ・・・ァ・・・?」
ぇ・・・。
ディクスの口が少し動いた。
カレンはディクスの背後にいた。
ディクス様!!!危ない!!!
ディクス様!!
声が出ない。
何回も心の中で叫んでいた。
「ディクス様っ!!!危ないっっ!!!!」
ディクスと声が出た。
するとディクスは素早くカレンをとめた。
「・・・カレン・・・なぜお前がここにいる」
カレンを壁に突き放した。
その間にディクスはミリアのもとにきた。
「ミリア・・・」


