「カレン」
目の前にはディクスがいた。
カレンは喜びに満ちた。
「あなたの名前は?」
「ディクス」
カレンは成りそこないの中では、かなり良いほうだった。
「カレン、俺についてこい」
カレンは喜んでついて行った。
ディクスの屋敷はすごかった。
カレンは着たこともないようなドレスを毎日着た。
「ディクス、どこに行くの?」
カレンはディクスにくっついていた。
成りそこないだから、妖魔も襲わないのだ。
「狩に行く」
「頑張ってね!!!」
カレンはいつの間にか、ディクスを好きになっていた。
・・・・好き・・・。


