この女の名前は



桜 麗華  サクラ レイカ


24歳・・・だっけな。




うん。まぁこいつは性格以外は完璧な女。



顔だって街を歩けばよくスカウトされるほど美人。



王手化粧品会社の1人娘。



・・・ということでかなりの女王様タイプ。





こいつとの出会いだって最悪だった。








――――――――


「ねぇ・・・。楽しいことして遊ばない?」


そう声をかけてきた女は悲しそうな瞳をした女。


――――――それが麗華だった。



『・・・やだ。』



まぁ俺は亜梨沙が家で待ってるから急いでたわけで。



「・・・・・・ちょっと!・・・わぁぁぁぁん、もう!なんなのよ!」





その女は俺の腕をつかんできて泣きはじめた。