「ぷ……」 何かが外れたかのように男は腹を抱えて笑い出した。そして扉の向こうにいるであろう人に聞こえるぐらいの声で、外の人を呼び寄せた。 「この者は……」 この者とは勿論、アルファのことであって部屋に入ってきた数人の男達は不思議そうな顔をしていた。 どう考えても先程まで話していた男よりも一回りも二周り年の離れている男達が敬語を使っているのかが、アルファには訳がわからなかった。