BELLADONNA -沈静の劇薬-






昨日与えられた部屋が2つ埋まってしまいそうな広さだった。1つの部屋なのに、もはやアルファは目眩が起きそうぐらい衝撃が走った。



奥の出窓には、街が見下ろせるのだろう。鮮やかな青い空と海、綺麗な街並みがみえた。



大きな机には何やら書類のようなものが積まれていた。
そして黒い一人掛けのソファは出窓の方を向いている。



きっとあれが主だろう。
アルファは数歩進み、ソファの人に声をかけた。



『本日より教育係を承りました、アルファです。』