扉を押して中に入り蝋燭に火を灯すと、今までに見たこともないぐらいの広い部屋がそこにはあった。 質のよい木で組み立てられたテーブルとチェストは、まるで自分サイズに作られたのではと疑う程、座り心地がよい。 そして一歩も歩かない距離にある本棚に沢山の参考書たち。 自身の持ち物を考えると、これほど真新しく、最新の物は手には入りにくい。 それだけでなく、大きさも感動ものである。大好きな本に囲まれているからだ。