2人で見つけた穴場スポットに着くと、すぐに花火が始まった。 「……ねぇ、脩ちゃん」 「んー?」 「来年もこうやって、一緒に花火見れるかなぁ」 「見れるよ。絶っ対、帰ってくるから」 夜空を彩る花火を見上げながら、あたし達は今年も誓った。 “来年もまた一緒に” あたしの心からの願い。 脩ちゃんもきっと、同じ気持ちでいてくれてるよね。 「由宇、顔緩んでるよ」 「ふへへ~」 来年は、今よりもっともっと強い女の子になっていたい。 脩ちゃんに心配されないくらい、頼もしくなってビックリさせたい。