明裕はおじさんの手をさらに捻った。 おじさんはまだ叫び続けている。 「こいつ殺す!」 明裕の目は本気だった。 『殺すって…。 明裕やめて!明裕!!』 叫んだが、明裕はいっこうに力を緩める気配はない。 このままじゃ、骨が折れちゃうっ。